米国株の2021年の12月相場の振り返りと2022年1月米雇用統計発表による影響・レビューを初心者でもわかるように速報で考察します。
1月の相場・金利上昇・オミクロン株・不安定な相場をどう考え、想定していくか?まずは、動きを確認しましょう。
https://kami-channel5.com/review-2022-01/
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ナスダックとS&P500の動き 米国株(1/3週)
2022年 1/3(週)1週間の動きです。
金利上昇が大きく影響・上下する動きです。
12月は最高値(S&P500)を更新中でしたが、オミクロン株・金利上昇で停滞中。不安定な相場へ移行しています。 ナスダックは厳しい・・
先週金曜日比で比較すると
NASDAQ:-4.5%下落
S&P500:-1.87%下落
Dow:+0.78%
すべてが下落しているわけではなく、グロース・ハイテク系が売られており、dow指数は上昇していますので、S&P500もそこそこ耐えています。
今後は、金利上昇との兼ね合いをふまえてグロースのインを考えるべきかと思います。
ナスダックとS&P500の動き(12月レビュー米国株・初心者向け)
12月の10年金利は、オミクロン株で下落へ。。
1.43→1.46→1.54→(年始上昇中1.78)
毎日の動きをレビューしましょう。
初心者にもわかりやすく解説
S&P500最高値を更新!(今期70回更新)
一旦金利は下ったが、テーパリング示唆(上昇へ)
11月と比較して上下が激しい
最安値: NASDAQ |
12/20(月) $14980(前日比:-1.24%) |
---|---|
最安値: S&P500 |
12/1(水) $4512 (前日比:-1.18%) |
前日比最大下落日 NASDAQ | 12/16(木) -2.47% |
前日比最大下落日 S&P500 | 12/20(金) -1.14% |
最高値:NASDAQ | 12/27(月) $15871 (前日比:+1.39%) |
最高値:S&P500 | 12/29(水) $4793 (前日比:+0.14%) |
前日比最大上昇日 NASDAQ |
12/7(月) +3.03% |
前日比最大上昇日 S&P500 |
12/7(月) +2.74% |
前日比上昇日数 NASDAQ | 22日中 10日 上昇 (前月13日) |
前日比上昇日数 S&P500 | 22日中 11日 上昇(前月13日) |
12月全体の終値の纏め(グラフ) 米国株
テーパリングも決まり、金利上昇が大きく影響。グロースなどには金利の影響が大きく、少し下げる局面も‥‥
S&P500は最高値を更新しました。! 力強い上昇!
2021年は70回程度更新!
12月全体の前日比の纏め(グラフ) 米国株
12月は新しいコロナ株の影響、テーパリングの示唆で上下する展開と後半は動きのない株価推移となっています。 11月よりも上昇日が少ない傾向でした。
1/7 発表の12月米雇用統計 米国株
19.9万人の雇用増
で市場予想(40万人)を大幅に下回る結果。
12月雇用者: 市場予想を下回る
失業率は、3.9%で市場予想(4.1%)
金利は一時1.8へ!
グロースなどの成長株には厳しく、バリュー銘柄の利益が出ている企業に資金の流入が加速しそうです。
インフレ懸念・利上げに対する押し上げが色濃くでていますので、そのような立ち回りで個別株はインしていく必要があります。
ドルは世界の中心通貨 1$=115.5円(1/7)
↓雇用統計の結果が良い↓
景気が良い 円安になりやすい
↓雇用統計の結果が悪い↓
景気が悪い 円高になりやすい
注目はこの3つの指標
平均時給
失業率
非農業部門雇用者数
平均時給:景気・インフレ確認
失業率・雇用者数:個人消費の増減で景気状態確認
12月雇用統計は、
平均時給:予想上回る 4.7%増(予:4.2%増)
失業率:予想改善3.9%(4.2%)
雇用者数:予想下回る
なぜ注目されるのか?
発表前はゆるやかな傾向
発表後相場は荒れる展開
1/7 株価への影響は?
・金利上昇が加速し株価を下げる1週間
・主要3指数は下落へ
・VIXは18付近
・米国債10年金利が一時1.8(1.78付近)
1/3週もお疲れ様でした。
1/7 雇用統計の発表後、3指数下落へ向かう展開。
2022年の株式相場の難しさを感じる年始となりました。想定通りと言えばその通りで、テーパリング・金利上昇局面でのグロースは厳しい状況が続きます。
バリュー投資が基本となりますので、個別はそちらにシフトして状況を見極める動きが必要です。
米国株投資初心者が注意すること。
①毎月のインデックス積立は継続すること。
②下落した場合でも辞めることなく、長期・複利・分散・低コストを意識すること。